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2013年 1月17日

3月9日から11日に大行動 
さようなら原発アクション

大江さんらが記者会見

 「さようなら原発1000万人署名市民の会」が3月9日から11日までの3日間、都内でデモ集会や講演会を連続して開く。福島第一原発事故から2年の節目に合わせて幅広い参加を呼びかけている。

 「つながろうフクシマ!さようなら原発大行動」は、まず9日に明治公園でデモ集会(開場午前11時)を開く。参加者数の目標は、同時期に全国各地で集会が多く企画されているため「可能な限り」とした。会場ではブースの出展やミニコンサートなどのイベントも行われる。

 翌10日には、毎週金曜に首相官邸前での抗議を展開している「首都圏反原発連合」が日比谷公園を出発するデモを計画しており、互いに協力しながら成功を目指す。さらに11日には、市民の会呼びかけ人やゲストによる講演会を品川区立総合区民会館で催し、福島事故のもたらす現実を踏まえながら原発問題を語る。23日に福島市内で地元の各団体が実行委員会形式で開く集会とも連携していく。

▼「首相は間違っている」

 1月10日に都内で開かれた「大行動」の発表記者会見には、作家大江健三郎さんやルポライターの鎌田慧さんら呼びかけ人4氏が出席。大江さんは「原発再稼働や憲法を変えようとする安倍首相に対し、その考えを否定する人たちが集まれる非常にいい機会だ」と参加を促した。鎌田さんは「これまでも本気の運動だったが、さらに本気でやっていく」と連帯を訴えた。

 市民の会は昨年末時点で約818万人分の署名を集め、3月11日までに900万人超にして首相官邸に届けようとしている。大行動の詳細は今後、ホームページ(http://sayonara-nukes.org/)で随時発表される。

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 3月9日の集会で政府に求める政策は次の通り。
1 原発は速やかに廃炉作業に入る
2 原発の新増設は認めない
3 再処理工場、高速増殖炉(もんじゅ)の運転は認めない
4 再生可能エネルギーの普及・開発を最大限に促進する
5 廃炉の過程における原発立地自治体への経済的支援を政策化する                                  

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