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2013年 4月18日

安倍政権に国民の声届けよう
2013年メーデー

改憲や原発再稼働にNOを  

 84回目を数えるメーデーが全国各地で開かれます。夏には改憲や原発問題など今後の国の行く末を左右する参議院選挙が控えています。安倍政権に働く者の声をしっかり届ける必要があります。

 昨年末の衆院選で自民党が大勝し、安倍政権が発足しました。首相は経済対策「アベノミクス」を掲げ、春闘では財界に異例の年収アップを要請。景気回復への期待感は膨らみ、政権は高い支持率を誇っています。

▼暮らしと雇用はピンチ

 しかし、首相は本当に労働者や国民の味方でしょうか。

 改憲志向をあからさまにする首相の狙いは、9条に「集団的自衛権」を明記すること。米軍と共同軍事作戦を展開し、日本を戦争できる国にしようというのです。参院選の結果次第では、改憲手続きを定めた96条を変えられる可能性があり、そうなれば日本のあり方を一気に変える突破口にされてしまうでしょう。

 労働規制の緩和も心配です。財界メンバーを交えた政府の諮問会議では、「解雇の金銭解決」制や労働時間規制の緩和、派遣法改悪を検討させるなど、労働者保護を弱める動きを強めています。さらには、脱原発を求める多数の世論を無視した原発の再稼働、沖縄にまたもや犠牲を強いる米軍普天間基地の辺野古移設も推し進める構え。消費増税、医療・介護・年金などの社会保障切り下げによる暮らしの破壊も懸念されます。

 こうした暴走に歯止めを掛けるには、「私たちの生活と雇用を守れ」と大きな声を上げなくてはなりません。労働組合は働く者を代表する最も大きな団体です。参院選に向けて広くアピールしましょう。

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