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2012年 6月11日更新

   福祉法人と特養ホームの再建を! 
-岩手自治労連被災地支援行動-
 
三陸福祉会と労組にジャージ等贈る

 東日本大震災で特別養護老人ホームが全壊、多数の犠牲者も出る中、昨年10月に地域の高齢福祉を守り、働く者の生活と権利を守りつづける「三陸福祉会労組」。現在、過去に廃業した民宿をかりての「デイサービス事業」「居宅支援事業」「訪問介護・訪問入浴」「グーループホーム」などの事業を展開し特養の再建をめざしています。

 5月31日、岩手自治労連では全国の支援のもと、職員「元気と勇気」を出して頑張れるようにと、この度ジャージ上下とウインドブレーカーを全職員分(66人)届けました。

 その後、現在の状況と今後の見通し、そして介護保険制度に関しての懇談。「現在はデイサービス、居宅支援、グループホームなどを再開しているが特養施設についても土地は何とか確保しているのだが、災害査定がまだ行われておらず、再建にはまだ時間がかかりそうだ」と話していました。

 岩手自治労連から「労使は対立するものではなく、力を合わせて再建していきましょう。引き続き支援をしていきたい」と申し出ました。

▼学校、現業の仲間に「草刈り機」届ける愛媛の現業の仲間の支援具体化
 
 「東日本大震災」では、沿岸部の小中学校も大きな被害を受けました。自治労連愛媛県本部・西条市職労は、現業組合員などから寄せられた「支援金」で、「子ども達に安全・安心の学校生活を送ってもらおうと「草刈り機」を届けています。

 5月31日には、大船渡小学校を訪問。校長先生と用務員さんに「草刈り機」を届けました。校長先生は「この小学校は1階校舎に津波が押し寄せ、2メートルも水没しました。現在は復旧して1年生と支援学級として再開しています。他の小中学校の校庭(グランド)には仮設団地がつくられ、私どもの小学校で運動会をしているんです。全国や海外からの支援もたくさんいただき、子ども達も教師も元気で頑張っています」と話されました。用務員さんは「これ(草刈り機)で思い切って仕事ができると」と大変感謝していました。

 今後も陸前高田市、釜石市、大槌町、山田町の各学校に合計で10台の草刈り機を届ける予定です。

▼大好きな野球で元気回復を!山田町野球部にバット等届ける

 被災自治体で自治体労働者の奮闘は岩手県内の組合員、全国の組合員を励ましています。同時に復旧・復興の事業とともに平常の自治体業務の中で、自治体職員の健康管理も強く求められています。

 岩手自治労連では今回、山田町野球部にバット、ヘルメット、キャッチャー用具などを「野球の県大会も近づいています。忙しい中、是非とも予選を勝ち抜いて県大会へ」と激励し届けました。野球部キャプテンは「みんな喜びます。本当にありがとうございます」と話しています。 


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