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2012年 11月26日

急速普及する「タブレット端末」とは 
「スマホ」とどこが違う

パソコンとケータイの「中間機」

 「タブレット端末」(多機能携帯端末)という言葉を最近、新聞や雑誌で見かけるようになりました。スマートフォン(多機能携帯電話・スマホ)も普及し、持ち歩く人の姿をよく見かけます。「タブレット」と「スマホ」はどこが違うの? どう使えばいいの? そんな疑問にこたえます。
 
▼スマホとほぼ同性能
 
 タブレット端末とは、平板状の携帯電子機器の総称で、液晶画面を指でなぞって操作する「タッチパネル」を備えているのが特徴です。米・アップル社の「iPad(アイパッド)」やグーグル社が出した「Nexus(ネクサス)7」などが代表的です。

 実際、何ができるのでしょうか。インターネットや電子書籍の閲覧、写真撮影、メール、音楽、動画、ゲームなどが楽しめます。スマホと共通の基本ソフトを使用しているため、電話機能がない(一部除く)以外、ほぼ性能は同じ。スマホはあくまで電話機ですが、タブレットでも専用ソフトで音声の会話ができます。
  
▼小さくて軽い

 「パソコン(PC)を持っているからタブレットは必要ない」──。そう考えている人もいると思います。確かにPC以上の性能はありません。しかし、タブレットの魅力はその利便性にあります。

 例えば、7インチ(新書版程度の大きさ)のものなら重量は300グラム程度。持ち運びのしやすさはもちろん、煩わしい配線もなし。枕元に置きっぱなしにしたり、寝転がってインターネットを閲覧したりすることもできます。キーボードがないため、立ったままの操作も楽チン。ノートPCでは難しいですよね。携帯電話より画面が大きく文字が見やすいのもポイントです。

 価格も手ごろです。安いものなら2万円前後で入手可能。資料の編集・作成には不向きですが、「普段はインターネットの閲覧しかしない」という人であれば十分楽しめます。PCと携帯電話の長所を兼ね備えた「中間機」と考えれば理解しやすいでしょう。

 米国の市場調査会社の予測によると、2016年には世界全体のタブレット出荷台数がノートPCの出荷台数を上回るといいます。急速に普及するタブレットやスマホ。一方で、人ごみの中で立ち止まって操作する人を見かけることも。マナーを守って上手に付き合いたいものですね。(連合通信)  

                                      

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