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「核と人類は共存できない」 |
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「市民守るエネ政策を」訴える |
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広島市は8月6日に原爆死没者慰霊式・平和記念式を行い、被爆者や各国代表らが参列した。 松井一実市長は「平和宣言」で被爆者の体験を伝えながら核兵器廃絶をアピールした。エネルギー政策についても「『核と人類は共存できない』という訴えのほか様々な声を反映した国民的議論が進められている」と言及。「市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立して」と政府に迫った。 市内の小学6年生2人による「平和への誓い」でも、原発事故で福島から広島に避難中の同級生が家族と離れ離れのままであるというエピソードが伝えられた。これに対し、野田首相は「中長期的に安心できる政策をつくる」と述べるにとどまった。会場の外では、脱原発や再稼働反対を求める市民らの抗議活動も行われ、首相を非難するシュプレヒコールが聞かれた。 ▼元米大統領の孫が参列 式典には、米国のルース駐日大使らのほか、原爆投下を命じたトルーマン元大統領の孫であるクリフトン・トルーマン・ダニエルさんも参列した。 |
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