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「危険な『大飯』はすぐとめろ」 |
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脱原発議員増やそうと訴え |
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毎週金曜日に首相官邸前でデモを行っている「首都圏反原発連合」が、11月11日に国会周辺で「大占拠」行動を繰り広げた。10万人の市民らが参加し、活断層の有無が焦点になっている関西電力大飯原発について「今すぐとめろ」などとアピールした。 この日は、省庁が集中している霞が関を含めて9カ所で行動をスタート。夕刻には官邸前や国会正門前に移動して訴えた。 ピースボート共同代表の吉岡達也さんは「大飯原発の下に危険な活断層があると専門家が言っている。まずは止めるべきだ」。国会前のスピーチでは、少なくない人が「次の国政選挙では口先だけでなく、本物の『脱原発議員』を選ぼう」と呼びかけた。 東京都知事選に立候補表明した宇都宮健児さんもかけつけ、「首都東京から脱原発をめざす」と決意を述べた。 行動には労働組合の組合員も多数参加。神戸から仲間6人で来たという郵政産業ユニオンの金井寿吏さんは、「市民の人たちとの連携が大事。僕らにはさらにこの運動を広げる役割がある。帰ったらさっそく組合機関紙で今日の雰囲気を伝えたい」と語った。 ▼公園使用不許可に抗議 「大占拠」行動は当初、日比谷公園をデモの出発地点にする予定だったが、東京都が許可せず、裁判でも使用が認められなかった。このため、午後1時に予定していたデモは中止に。反原発連合は「公園使用を認めないのは、市民の権利を奪い、表現の自由を侵害するものとしてとうてい承服できない」とした。 京都では、午後2時30分から降りしきる雨の中、関西電力京都支店前でスタンディング行動を展開。700人が「原発なくせ」「大飯止めろ」など唱和、その後京都駅前で街頭演説、デモ行進を行いました。 京都自治労連連は、関電包囲行動に関電京都支店まで独自のデモで参加しました。 |
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