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2012年 4月19日

大飯原発の再稼働阻止訴え 
経産省前で市民らハンスト

福井県小浜町の住職、中嶌哲演さんも参加 

 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を阻止しようと、4月17日に経済産業省前の「脱原発テント村」でハンガーストライキが始まった。5月5日までを第1次として、十数人の市民が行動に入った。

 ハンストは、塩と水だけで1日を過ごす。日数は人によって異なるが、健康を考えて最大7日。次々にバトンタッチしながら19日間をつなぐ。このほか、自宅などでの自主的なハンスト行動も呼びかけている。

 テント村代表の淵上太郎さんは、再稼働を急ぐ政府の姿勢について「福島第一原発事故の検証さえ行われていないなかでの再稼働はおかしい。何年かかろうと検証結果が出るまでは原発を動かすべきでない。国民の節電努力もあり、電力は十分賄える」と語る。

 初日の17日には、福井県小浜町の住職、中嶌哲演さんも参加。3月下旬に福井県庁内で断食を続け、体力が回復していないなかで今回、東京に駆けつけた。

 中嶌さんは「大飯原発3、4号機が突破されれば、各地の原発がなし崩し的に再稼働するだろう。かつての軍国主義政権は過酷な犠牲の後に敗戦を決断した。今の政権も福島の犠牲だけでは足りないというのか」「(全原発が停止する)5月5日は子どもの日。全原発停止は大人が子どもたちに与えられる最高のプレゼントだ」と語った。               


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