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市民の手で「原発のない社会」を |
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IAEA会議に合わせて |
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脱原発を求める市民団体による「Nuclear Free Now 2012」が12月15、16日にかけて福島県郡山市と都内で開かれた。郡山では同日に政府と国際原子力機関(IAEA)が共催した国際会議も開かれており、市民たちは「福島原発事故の被災者の健康や権利を軽んじるな」とアピールした。 郡山のイベントは、全国から首長が参加した「脱原発をめざす首長会議」など。都内では、海外ゲストを招いた「脱原発世界会議2」が催された。世界会議は今年1月に横浜市で開催したのに続くものだ。 ▼運動継続を誓うデモ 都内では、このほかにも「さようなら原発1000万人署名市民の会」や官邸前デモを主導する「首都圏反原発連合」が合同で、1600人規模のデモ行進を実施。参加者たちは冷たい雨が降りしきるなか、東京電力本社前や国会前を「再稼働反対」と連呼しながら歩いた。 デモの前に開かれた集会では、福島県大熊町から避難中の大賀あや子さんがスピーチし、「原発事故は終わっていません」と涙ながらに訴えた。海外ゲストでイタリア環境NGOのモニカ・ゾッペさんも「これからも脱原発運動を続けていくことが大切です」と呼びかけた。 |
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