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増員と交代制夜勤の改善訴え |
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「地域キャラバン」がスタート |
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日本医労連(山田真巳子委員長)は9月8日、医療・介護労働者の大幅増員や交代制夜勤の改善、社会保障の拡充などを訴える「いのちまもる全国一斉地域キャラバン行動」をスタートさせた。この日は、東京都心で白衣の看護師ら36人が行動に参加。請願署名に協力を呼びかけた。 「医療事故を起こさせないため職員の大幅増員が必要です」──。買い物客でにぎわう都心の有楽町で、ピンク色のナース姿の山田委員長が声を響かせた。 医師・看護師の不足による「医療崩壊」が叫ばれるなか、医労連はILO(国際労働機関)看護職員条約に基づき、体に有害とされる夜勤労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔12時間以上の実現をめざしている。そのためにも医療・介護労働者の大幅増員を求めている。 日本医科大学付属病院に勤務しているベテラン看護師の清水明子さんは「人手不足で、妊娠中のナースが流産の危機を冒しながら働いている実態を知ってほしい」。都内の民医連系病院で働く看護師の大島野江子さん(34)は「仕事の受け持ちが多く、患者とどうかかわるか看護師としてのやりがいが持てずに辞めていく人が多い。余裕のある職場づくりを」と訴えた。 署名はこの日、219筆集まった。若いカップルや親子らが足を止め、訴えに耳を傾けた。11月末まで全国で自治体要請や街頭宣伝などのキャラバン行動を展開し、国会請願署名100万筆以上を集める予定だ。 |
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