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映画案内

少年を��裁く�¢蜷lたちを描く

益子昌一監督／『さまよう刃（ＹＡＩＢＡ）』

少年法と被害者感情を描いた東野圭吾の同名小説を映画化した作品です。人を人とも思わない少年の犯罪と、子どもを殺された良識ある父親が血であがなう行為に走るさまに心揺らされます。（写真はホームページから） 　物語は夕方、暗くなった道から娘が父に「もうすぐ家につく」と電話するところからはじまります。直後に少年２人に誘拐されたうえに陵辱され殺されます。犯人たちに協力させられた別の少年から娘の父、長峰重樹（寺尾聰）に犯人の名前が知らされることに。長峰は復しゅうが何も解決しない虚しい行為だとわかっていながら犯人の一人を殺害。指名手配されながらもう１人を追いかけます。長峰を追う真野（伊東四朗）と織部（竹野内豊）の２人の刑事、長峰を宿泊させたペンションの主（山谷初男）と娘（酒井美紀）がそれぞれの思いで長峰をかばったり、対決したりしていきます。 　長峰が織部刑事に電話で話した最後のことばが胸をつきます。正義とは何かについて考えさせられる作品です。１０月１０日から全国ロードショー。
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