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民族と宗教に翻弄された女性の軌跡

『灼熱の魂』

  ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

 カナダと中東を舞台に、民族や宗派間の抗争に翻弄(ほんろう)された女性の一生を、時を超えて描いたヒューマン・ミステリーです。(写真は、公式サイトから)

 第83回アカデミー賞の最優秀外国語映画賞にノミネートされるなど、中東問題の深刻さを浮き彫りにする作品として、世界から注目を浴びました。

 初老の中東系カナダ人女性ナワル・マルワン(ルブナ・アザバル)は、謎めいた遺言と2通の手紙を残して亡くなります。

 それらの手紙は、ナワルの実の子である双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)が、存在すら知らなかった父親と兄に宛てられたものでした。

 遺言により手紙を託された2人は父親と兄を探すべく、カナダから母親の故郷である中東へ向かいます。

 ずっと世間に背を向けるようにして生き、子どもたちに心を開くことがなかったナワルには、衝撃の過去が隠されていました…。12月17日から全国順次ロードショー。


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