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映画案内

かなわぬ純愛を貫く

御徒町凧監督/『真幸(まさき)くあらば』

 脳科学者の茂木健一郎が「あなたの脳内純愛が、ここから始まる」と絶賛する作品。ラストに感動が押し寄せます。

 留守だとおもい盗みに入った家で、居合わせたカップルを殺害した青年・南木野淳(久保田将至)。一審で死刑を宣告され、弁護士が控訴するも、自ら取り下げ、死刑囚となります。ある日、淳のもとを川原薫(尾野真千子)という女性が面会に訪れます。

 薫は淳が殺した被害者の婚約者でした。薫は婚約者を殺した憎むべき相手であるとともに、別の女性と関係をもっていた男の不実を暴き、裁いた¥~に関心をもちます。法を犯すことを覚悟で、差し入れる聖書に細かな文字で手紙をしたためます。何度かやり取りするうちに、愛を知らずに育った淳は薫によって生きる意味と、人を愛し、愛されることの素晴らしさを知ります。

 死刑執行までの間だけ、なおかつ刑務所の面会所の窓越しに、互いに求め合う純愛を描いています。1月9日から公開。 


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