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学校建設に挑んだ大学生たちの体験記

『僕たちは世界を変えることができない』

　　深作健太監督

２００５年にカンボジアに学校を建設するための募金プロジェクトを 仲間たちと立ち上げた医大生（当時）の葉田甲太さん。この活動の中で恋や友情、カンボジアの問題に直面し、自分自身を見つめ直していった葉田さんの実話をもとに映画化しました。 　バイトやコンパに明け暮れ、それなりに楽しい日々を過ごしながらも、何かもの足りなさを感じていた医大生の田中甲太（向井理）。 　そんなある日、ふと立ち寄った郵便局で目に留まった海外支援のパンフレットに甲太の心は突き動かされます。 「子どもたちに屋根のある学校を。あなたの１５０万の寄付で、教室が５つもある学校が建ちます」 　早速、仲間たちと学校建設に向けて始動した甲太は順調に募金を集めますが、チャリティーイベントに協力してくれたＩＴ企業の社長が違法取引の容疑で逮捕されたことから、評判はがた落ちすることに。行く末に暗雲が立ち込める中、彼らはカンボジアに学校を建てることができるのか…。９月23日全国公開。
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