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大富豪誘拐事件が題材

『ハイネケン誘拐の代償』

  ダニエル・アルフレッドソン監督

 オランダの大ビール会社「ハイネケン」の経営者で、世界屈指の大富豪フレディ・ハイネケンの誘拐事件を題材にした作品です。

 エミー賞受賞のジャーナリスト、ピーター・R・デ・ブリーズのベストセラーを原作に、多くの謎を残す実際の事件をミステリータッチで描きました。

 誘拐犯は犯罪経験のない5人の若者。アムステルダムで育った幼なじみの彼らは、行き詰った人生を立て直そうと、大胆不敵な誘拐計画を企てます。彼らを翻弄(ほんろう)する人質ハイネケンを演じるのは、「羊たちの沈黙」のレクター博士役などでおなじみのアンソニー・ホプキンスです。

 人質との間で繰り広げられる濃密な心理戦の末、次第に追い詰められていく誘拐犯たち。誘拐の代償として彼らが支払ったものとは…。6月13日から全国ロードショー。


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