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移民女性の軌跡を描いた感動作

『エヴァの告白』

  ジェームズ・グレイ監督
 映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(07年)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたマリオン・コティヤール主演の人間ドラマ。

 幸せを求めて米国へ渡った女性が、過酷な運命に翻弄(ほんろう)される姿を描いた感動作です。

舞台は1921年の米ニューヨーク。カトリック教徒のエヴァ(マリオン・コティヤール)は、戦火が激しさを増すポーランドから逃れ、妹と移民船で米国へ向かいます。

 しかし、新しい人生を切り開こうと、希望に胸躍らせる二人を新天地で待ち受けていたのは悪夢でした。

 入国審査で病気の妹は隔離され、エヴァ自身も理不尽な理由で入国を拒否されてしまったのです。

 妹を米国に残したまま、強制送還されることになり、悲嘆にくれるエヴァ。

 万事休すかと思われましたが、突如として現れた男の手助けで、彼女は入国が許されます。しかし、その男は移民の女を劇場で踊らせ、売春をあっせんする危険人物でした。2月14日公開。


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