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話題の本

『災害とソー シャルメディア』

小林 啓倫著


 ツイッターなどインターネットを通じて人々が交流する「ソーシャルメディア」が、東日本大震災の際の救助活動に役立ったといいます。

 宮城県気仙沼市の公民館に取り残された障害児児童施設の園長と子どもたちが救助されたケースは象徴的なものでした。119番への電話がつながらないため、園長はイギリスに住む息子へメールで連絡。母親たちの窮状を知った息子がツイッターでつぶやいた結果、東京都副知事の目に入り、無事救助されました。 ただ、災害時の新しい情報伝達手段として期待が高まる一方、デマの拡散が懸念されています。

 ITジャーナリストの著者が、大震災などでの事例を通して、ソーシャルメディアが担うべき役割や、直面する問題点について詳しく解説しています。マイコミ新書、830円+税。


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