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話題の本

「ナガサキノート
 若手記者が聞く被爆者の物語」

朝日新聞長崎総局編

 朝日新聞長崎県内版が原爆をテーマに、昨年8月から毎日連載している記事をまとめた本です。原爆投下の日から現在まで続く被爆者の被害と苦しみ。連載は、想像を絶する被爆者の体験と思いを取材し、次世代へと伝えたいと、若い記者を中心に始まりました。

 あこがれていたハイヒールを、被爆の後遺症ではけなくなってしまった女性。300人近い生徒のうち、生き残った14人だけで行われた国民学校の卒業式。原爆投下から10年後、病気の苦しさから自殺した妹――。

 あの日何があったのか、その後どんな苦しみがあったのか。今を生きる私たちがそれを追体験することこそ、「ふたたび被爆者をつくるな」という被爆者の切なる思いに応え、核兵器廃絶を実現することにつながります。


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