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話題の本 |
![]() 藤沢エッセイは亡くなった後に見つかるものが多く、それは「自分の書いたものをすべて保存し記録しておくという、作家としてごく普通の習慣を持たなかった」(本書の解題)からだとか。ファンとしては今でも「新作」が読めるという恩恵に浴することができるわけです。 テーマ、時代はさまざま。小説家は専門外の政治に対して必要以上に発言しないとの信条を示しつつ、選挙民として意見があれば口を出すとして、「政治」ものもいくつか発表しています。時代背景は異なりますが、現代に置き換えても通じる政治批評になり得ています。 |
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