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話題の本 |
![]() 深刻化する子どもの食の乱れ。その問題点は「こ食」という言葉で表されるといいます。 子どもが一人で食べるために、家族の楽しいだんらんを経験できない「孤食」、好きなものだけを食べるので、栄養のバランスが取りにくくな ってしまう「固食」、健康に良いとはいえない、濃い味の食事を好む「濃食」などです。 核家族や共働きの増加、雇用の不安定化など、社会状況の変化を背景にして、「こ食」が生まれていると、子どもの食育の専門家である著者は指摘。食の乱れは健康だけではなく、健全な心の発育にも悪影響を及ぼす懸念があると警鐘を鳴らします。 食育の理論と実践に触れながら、その重要性と子どもの発達について詳述しており、子育て中の人には参考になる内容です。新日本出版社、1500円+税。 |
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