![]() |
---|
話題の本 |
![]() 例えば、現在の千代田区、皇居外苑から丸の内・大手町一帯。当時のこの周辺を地図にしたものとして「大名小路絵図」が残っています。老中や若年寄など幕府の要職大名の上屋敷が立ち並んでいた地域で、往時はこの絵図自体が江戸の土産として重宝され、最も版を重ねた絵図だったとか。 便利なのは、復刻された絵図の次ページに、現在の東京の主要な建物や道路、交通機関などを重ね合わせた地図が掲載されていること。「時代小説ファン必携」とうたわれていましたが、散歩好きの向きも持っておきたい一冊。古地図片手に東京観光というのも趣がありそう。 |
---|
−話題の本ンデックスへ− |