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『なるだけラクして内臓脂肪を減らす』

　 板倉 弘重著

中高年になると気になり始めるのが、おなかまわりの内臓脂肪。 　多少、ぽっちゃりしている程度ならいいですが、さらに内臓脂肪が増え続けると、メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）になり、糖尿病や高血圧症、高脂血症などを併発する恐れがあります。 　そうなるのを防ぐ手立てにしてもらおうと、栄養学の世界的権威である板倉弘重医師が最新の研究に基づき、内臓脂肪の減らし方を紹介したのが本書。 　例えば、「食事の際は、まず野菜から食べる」「トーストにはマーガリンではなく、バターを使う」ことで内臓脂肪を減らせるといい、その意外な効果に驚かされます。 　どれも簡単にできる方法ばかりなので、運動する時間を十分に取れない人やカロリー計算が苦手な人には、おすすめの一冊です。角川ｏｎｅテーマ21、８００円＋税。

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