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『ＳＮＳが会社をツブす！』

大石 哲也著

近年、ツイッターやフェイスブックなどのＳＮＳ(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用した企業や自治体などのＰＲ活動が一般的になりました。 　数多くの成功事例が報告される一方、イメージダウンを招いてしまう投稿も少なくないといいます。 　北海道・長万部町でのケースは象徴的なものでした。同町のマスコットキャラクターに扮（ふん）した人物が差別発言などを相次いで投稿したため、町役場に苦情の電話が殺到してしまったのです。 　こうした出来事は、一人の人物にＳＮＳの運用を丸投げしたことが原因だと著者は指摘。「他山の石」にすべきだと警鐘を鳴らします。 　ＳＮＳを始める上での心構えも紹介。トラブルを起こす前に担当者が読んでおきたい一冊です。双葉新書、８００円＋税。
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