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『龍馬史』
磯田 道史
著
坂本龍馬暗殺をめぐっては諸説が飛び交い、龍馬ファンにとってはそれを自分なりに解釈したり推理するのが楽しくあったりするようです。
本書のハイライトもまさにそれ。かなり断定的に「犯人」を名指ししています。さらに暗殺を指示した黒幕は誰かにも迫っていきます。歴史書の体裁をとっていますが、このあたりの筆致は推理小説のようです。
筆者によると、龍馬の死に至るまでの生涯をたどれば幕末史の理解につながるとの思いから執筆したそうです。さて、それが成功してるかどうか、読者自身がご判断を。(文春文庫、467円+税)
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