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『橋下『大阪維新』の嘘』

一ノ宮美成＋グループ・Ｋ2１著

「本書が、橋下独裁市政ならぬ橋下ヤクザ市政と闘う人たちへのエールになれば望外の喜びである」（まえがき） 　知事時代から、敵を自らつくり出しては叩き、「民意の体現者」を装う橋下徹大阪市長。そのやり方に人気が集まっているのは確かです。しかし、法さえも無視した悪らつぶりに危険性を感じ、厳しく批判する人も少なくありません。 　本書は、知事に就いた08年からの取材をまとめています。大阪都構想のウソとごまかし、橋下氏が率いる大阪維新の会にまつわる金と黒い人脈、福祉サービスの崩壊などの実態を暴露しています。 　橋下氏とメディアのなれ合いと、その中で批判精神を失っていくメディアのていたらくには目を覆いたくなります。 　橋下氏の悪行の数々を暴き出した調査報道。力作です。　（宝島社、657円＋税）
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