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核兵器廃絶の決意全世界に

非核の政府求める京都の会

オバマ新大統領に要請書

 非核の政府を求める京都の会は1月20日、アメリカ新大統領・バラク・オバマ氏に次の要請書を送付しました。

   アメリカ合衆国    バラク・オバマ大統領 様

要 請 書

 私たち「非核の政府を求める京都の会」は、「核兵器のない世界」を目標に掲げるオバマ氏のアメリカ合衆国大統領への就任に大いなる期待をよせております。
 私たちは、核兵器の廃絶と非核政策を掲げる日本政府を求めて、活動をいたしておりますが、今般、オバマ氏のアメリカ合衆国大統領就任にあたり、以下の5点を要請し、文書での回答を求めます。

1、核兵器全廃をめざす決意を、あらためて全世界に宣言するとともに、2010年のNPT再検討会議をめざし、核兵器廃絶にいたる方途と日程を核兵器保有諸国と協議し、国連総会などで公表して下さい。
2、 核兵器使用の合法・違法性事件に関する国際司法裁判所の勧告的意見(1996年)では、「厳格かつ実効的な国際管理の下で、全面的な核軍縮に導く交渉を誠実に遂行し、かつ完了させる義務が存在している」と述べています。この裁判所の意見を誠実かつ迅速に実行されることを切望します。
3、国連憲章に違反する武力の行使は、現在、進行中のものはただちに終結し、将来も発動しないことを明言して下さい。
4、既存の非核兵器地帯条約すべてに同意するとともに、北東アジア非核兵器地帯条約の成立を促進し実現することを要請します。
5、日本は、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を国是としております。貴国がこの三原則を尊重することを強く求めます。
 非核の政府を求める京都の会
常任世話人代表 望田 幸男


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