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武力によらない平和について討論

「9条ピースウォーク」が広島から東京へ出発

ノーベル平和賞受賞者・マイレッド・マグワイアさんが講演

  日本の憲法九条を支持する世界の声を集め、九条を世界に広げようと、今年5月4〜6日、千葉市の幕張メッセで開かれる「9条世界会議」の内容が決まり、2月22日に都内で発表された。同24日にはプレイベントの「9条ピースウォーク」が広島市を出発、東京に向かった。

 9条世界会議は、ノーベル平和賞受賞者を含む世界の著名人や国際NGO(非政府機関)関係者らを日本に招いて、憲法九条の世界的意義を明らかにし、「武力によらない平和」を実現するために世界の市民ができることを話し合おうという国際的なイベント。
 翻訳家の池田香代子、作家の井上ひさし、精神科医の香山リカ、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんらが呼びかけ、海外の平和団体や個人が賛同した。 5月4日の「九条を考える全体会」ではノーベル平和賞受賞者マイレッド・マグワイアさん(北アイルランドの平和運動家)らが九条の意義について基調講演。同賞受賞者のワンガリ・マータイさん(ケニアの環境運動家)がビデオでメッセージを寄せる。

 日本国憲法起草にかかわったベアテ・シロタ・ゴードンさんや、作家の雨宮処凛さん、米国のイラク帰還兵、軍人、国連関係者などの発言、歌手・加藤登紀子さんらの音楽ライブ、映画「火垂るの墓」(実写版)の上映もある。

 5日の「九条を生かす分科会」では、「アジアのなかの九条」など6つのシンポジウム、「世界に広がる九条の会」など7つのパネル討論が開かれるほか、ワークショップや落語会、映画上映なども行われる。 最終日6日のまとめ集会では九条を世界に広げる行動計画や宣言が採択される。仙台、大阪、広島でも期間中、関連行事が行われる。


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