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2019年2月25日

住民との約束を反故にする米軍に怒り!!


3月11日 京丹後市に米軍・近畿中部防衛局への改善要請するよう申し入れ


 京丹後の米軍Xバンドレーダー基地(米軍経ケ岬通信所)が運用を開始してから4年余が経過しました。この間、地域住民の安全・安心を脅かすような事態が連続して発生していますが、昨年7月27日に発生した、峰山町菅での米軍関係者の起こした重大事故の情報を、米軍は事故情報を開示しないばかりか、昨年2月4日の59件目の事故を最後に、事故情報の開示そのものを停止しています。

 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会は、3月11日、京丹後市長に対して、住民の安全・安心と米軍基地は両立しない、との立場から米軍基地の撤去をあらためて要求するとともに、1.米軍人・軍属の交通事故の情報を米軍が開示しないという事態が続くもと、京丹後市として、米軍・近畿中部防衛局にあらためて厳しく抗議し、次回の安全・安心対策連絡会(安安連)において7月27日の事故情報の開示となぜ事故情報の開示が停止されているのか明らかにするように要求すること、2.ドクターヘリなど緊急ヘリの運航時に、関係機関からの要請があれば米軍レーダーを速やかに停波するとした2014年10月23日合意の完全実施をあらためて米軍・近畿中部防衛局に要求すること、など、6点 について申し入れました。

 基地周辺の住民でつくる「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」は7日、同基地前で「司令官殿 事故の情報を開示されたし! 約束ですよ!」と英語と日本語で書かれたプラカードを掲げて抗議しました。

 抗議に参加した同会の三野広海さんは、「現司令官が23日に交代すると聞いており、交代前に約束を果たすよう求めたい。この問題では、住民に対する米軍の約束は守られる保証がないという本質的な問題が浮き彫りとなっている」と語ります。

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