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核兵器、核兵器開発計画の放棄を

京都府職労が北朝鮮に抗議声明

5月26日

 北朝鮮政府は25日、核実験を強行したことを発表しました。
2006年の核実験につづく今回の核実験の強行は、北朝鮮自らが合意してきた「朝鮮半島非核化共同宣言」(1992年)、「日朝平壌宣言」(2002年)、「6カ国協議共同声明」(2005年)を明らかに踏みにじるものであり、4月の国連安保理議長声明が意に沿わないといって、北朝鮮が世界に明らかにしてきた公約を一方的に破棄することは、許されるものではありません。

 アメリカのオバマ大統領が4月5日プラハで世界に「核兵器のない世界」を呼びかけたように、いま世界は核兵器廃絶へと大きく動いており、2010年5月の『核不拡散条約再検討会議(NPT)』にむけて、核兵器全面禁止条約の締結にむけた協議をすみやかに開始することをめざした努力が行われています。

 今回の核実験強行は核兵器廃絶を求める世界各国、世界の人びとの努力に対する乱暴な挑戦であり、あらたな核軍拡競争を引き起こし、北東アジアと世界の平和を脅かすものです。

 私たちは、北朝鮮政府にたいして、核兵器および核兵器開発計画を放棄することとともに、ただちに6カ国協議に復帰することを強く求めるとともに、「核兵器のない世界」をめざし『核不拡散条約再検討会議(NPT)』にむけて、いっそうの署名・宣伝行動を強めるものです。


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