北朝鮮が５月２５日、地下核実験を実施したと発表したことについて、日本原水協は同日、「核実験に抗議し、核計画の即時中止と６カ国協議への復帰を求める」と題する高草木博事務局長の声明を発表した。 　声明は、世界がいま核兵器廃絶の方向へと大きく動いており、多くの国々がそのための努力を開始していると指摘。今回の核実験について、「東アジアに新たな緊張と不安をつくりだすばかりか、こうした世界的な努力に逆行するものであり、我々は強く抗議する。その行為はどのような口実によっても正当化されるものではない」とつよく批判した。 　そのうえで北朝鮮にたいしては、ただちに核兵器の開発・実験計画を中止し、朝鮮半島非核化のための六カ国協議に復帰することと、核兵器廃絶をめざす世界の流れに加わることをもとめた。
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