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賃金・給与構造

長時間労働に警鐘

人間性を取り戻す労働を

働き方を見直す京都集会

 長時間過密労働がすすむもとで過労や精神疾患はじめ労働者の健康が脅かされているもとで、労働者の安全と健康を守ろうと、京都総評や自由法曹団などがよびかけて「働き方を見直す京都7月集会」が8日、9日行われ、のべ250人が参加、府職労からも本部・支部から13人が参加しました。
 全体会では、暉峻淑子埼玉大学名誉教授が「非人間的労働と生活不安と」のテーマで講演。「毎日3時間残業するような働き方は、人間的な生活、文化的な生活が奪われる」「競争の行き着くところは戦争です。(成果主義は)競争させることであり、勝たなければならない。勝つことを目的にやるのが戦争」「碁盤に一つの石も打たねば、負けます。まず石を打つことから抵抗をはじめよう」と呼びかけました。
 2日目は、5つの分科会がもたれました。
 長時間・過密労働と不払い残業をテーマにした分科会では、昨年労働安全衛生法が改悪され、100時間を超える超勤の場合、産業医の指導について、本人申し出という規定が入り、制度が改悪された問題が報告されていました。
 「メンタルヘルス不全の予防対策と職場復帰制度」では、「事実原因責任対策運動治療復帰補償」と全面的な視野からの取り組みの必要性が強調され、職場復帰では、「ためし出勤」「リハビリ出勤」「ウォームアップ」などの大切さが浮き彫りになりました。



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