京都府職員労働組合 -自治労連- Home 情報ボックス 府政NOW 京の写真館 賃金データーベース 料理
京都府政 NOW



本格的な府民的とりくみへ

 法人化の撤回求め医大学長に申入書

 6月府議会における、知事の府大学法人化方針の表明以降、関係する医大・府大の両支部や大学部会では、法人化の撤回を求めるとりくみを強めています。
 医大支部は、8月2日に学長に対して、「大学として法人化方針に反対すること」「この間の経過と今後の予定を全学に明らかにすること」を求めた申入書を提出。対応した事務局次長は、「大学と設置者との協議・合意のもとに進めており反対とはならない。節目節目には組合にも説明していく」と回答しています。支部は今後、医大周辺地域への住民アンケートにもとりくむことを相談しています。


 学長に要求し全構成員への説明会実施―府大

 府大支部は、府議会で方針が表明された当日の夜に学長交渉を実施。学内に渦巻く法人化反対の声にまともに答えず、知事がトップダウンで方針決定したことに強く抗議するとともに、府大の全構成員に対する学長からの説明を求め、後日、150人の参加の下に説明会を実施させました。さらに、学部・学科の再編問題についても7月14日に団体交渉の申し入れを行っています。

 一方的な強行するなと大学部会で交渉 

こうした両支部の職場でのたたかいとともに、府職労の組織をあげたたたかいの具体化が始まっています。大学部会は、8月11日に府大学改革推進プロジェクトと交渉を実施。この間の経過や現在の大学改革の考え方について説明を求めるとともに、法人化問題が教職員の労働条件に重大な影響を及ぼす問題であることから、交渉による労使合意を前提とするように求めました。

 これに対してプロジェクト長は、「今後も含めて皆さんとよく相談しながら進めていきたい」と答えています。

 府民宣伝・議会要請・シンポ計画

 府職労として当面、現時点での要求項目を改めて要求書にとりまとめ申し入れることとします。さらに、「法人化に反対し、府民に貢献する大学・附属病院としての発展求める」署名を9月から大規模にとりくむとともに、府議会の各会派に対する要請行動、法人化が府民の利益に反することをお知らせする宣伝活動、広く府民やマスコミに呼びかけるシンポジウムの開催などを順次具体化し、法人化の撤回を求めていきます。


公務労働を考えるインデックスへ