北野天満宮梅暦

約50種類・2000本が美の競演
 
     
   
    
  
 
 北野天満宮は天神社の中心的な神社であり、約2万坪の境内に50種約2000本梅があります。早咲きは例年12月中旬頃からつぽみがふくらみ始め正月明けに冬至梅・照水梅・寒紅梅等が、春を告げるかのように咲き始め境内一円、梅の香りで包まれます。
梅苑は例年2月7日頃〜3月21日頃まで開苑されます。 紅梅・白梅・一垂・八重等の順に咲き始め、2月下旬から3月中旬までが最も美しい時期となり、いついっても違った趣があります。今年は、紅梅・白梅は3月初旬に満開ですが、一垂はちらほら咲きかけた感じで、3月末までは充分楽しめます。
 梅苑には照水梅(しょうすいばい)・和魂梅(わこんばい)・黒梅(こくばい)・座論梅(ざろんばい)・緋の司(ひのつかさ)・金筋梅(きんしばい)などの珍種も多くあります。
 1589年に豊臣秀吉公が京洛の区域を定めその境界と水防のため、京都に築造した御土居(国指定史蹟)の一部が境内に残っており梅苑内で同時公開されます。
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