家でも町内会でも
定番メニュー

シャケのチャンチャン焼き

 
 北海道で教えてもらった料理です。今の季節なら、魚はマスやスズキでもいいと思います。
 簡単でダイナミックで、子どもたちも参加でき、何よりみんなでワイワイガヤガヤしゃべりながらつくるのがいい料理です。

〈材料〉
 シャケ  まるごと1尾
 キャベツ、玉ねぎ、にんじん、もやしなど、冷蔵庫の残り物で
〈用意するもの〉
 鉄板(家庭ではホットプレートでも)
〈作り方〉
@ シャケは開いて骨をとり、塩をする。皮のついた方を下にして焼く。皮はこげこげになるので、うろこはとらなくてもよいかも(ホットプレートの場合はフタをすると早く焼ける)。
A その上に油いためした野菜をのせる。
B シャケの火の通り具合をみて、箸で魚の身をほぐし、野菜とまぜて出来上がり。アツアツ、ホクホクをいただく。
C キャベツの甘味など野菜の味を生かすため、特に調味料は使わなくてよいが、香りづけのためにしょう油をたらしてもいいし、焼肉のタレでもOK。今の季節なら、すりショウガやニンニクをいれると、からだも温まるし、魚の匂い消しにもなる。

※ この「シャケのチャンチャン焼き」、年齢も職種も違う町内の人たちが仲よくなるために始めました。もう12年間も続いていて、毎年夏休みの終わりに、町内の子どもたちに、「家の冷蔵庫にあるものもっておいで」とよびかけ、公園に鉄板をならべ、シャケ3尾を焼きます。
 子どもたちに魚の焼け具合をみさせ、おとなたちはビールを飲みながら…、これがバーベキューの前の恒例行事になっているそうです。お金もあまりかかわらず、子どもたちの思い出づくりにもなる「シャケのチャンチャン焼き」、あなたの町内会でもやってみませんか。
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