酢飯と鯖とおぼろと甘辛い具

丹後寿司
 今から10年以上前になりますが、碇牧場の独身寮にいらした寮母さんから教わった、丹後地方の郷土料理「丹後寿司」をご紹介します。
 丹後寿司は、酢飯と鯖のおぼろと甘辛く煮た具(しいたけ、にんじん、かんぴょう等)を段々に重ねて作る押し寿司のようなものです。鯖の缶詰でおぼろを作るので簡単お手軽ですが、とっても美味しいです。
 我が家では少しアレンジ(手抜き)して具材を炊かずに市販の「ちらしずしのもと」を利用しています。
 見た目が華やかなので特別な日に作ると喜ばれる我が家の人気料理です。一度おためし下さい。

〈材料〉(4人分)
鯖の味付け缶詰大1缶、
砂糖 大さじ5程度(甘さは好みで調節)市販ちらし寿司のもと(4人前)ごはん(4人前)
盛り付け用
金糸卵、紅生姜、蒲鉾(幅1p位に薄切り)、椎茸(甘辛煮を細切り)、絹さや(茹でて細切り)

〈作り方〉
@ 厚手の鍋に缶詰の鯖の身をほぐして入れ、砂糖を加え中火〜弱火で水気がなくなるまでしっかり炒ると、おぼろの完成。
A 炊きあがったご飯にちらし寿司のもとを加え冷ましておく。
B 高さのある容器(保存用のタッパー等)に、Aと@を交互に重ね、押してなじませる。
C Bの上に錦糸卵、蒲鉾、絹さや、椎茸、紅生姜を盛りつけ、人数分に切り分ける。

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