ぜいたく煮

京のおばんざいとして人気の一品
 地域よっては、「古漬け煮」「大名煮」等と言われています。たくあんの新漬けを作り始めた頃、古漬けが残ってしまった時に良く作られる料理です。京のおばんざいとしてお店のメニューとしてだされているところもあるようです。名前のいわれは、たくあんを作る時には手間と時間がかかっているのに、さらに手間をかけて煮るところにあると聞いたことがあります。ぜいたくと言わずに「てま暇」かけるべきものはかけていきたいですね。

〈材料と作り方〉

@たくあんの古漬けは、2〜3ミリほどの半月切りにし水で塩分をしっかり抜く。
(1〜2分茹でて塩抜きする方法もあります。)
A@をゴマ油でなじむ程度に炒める。
Bだしの素、さとう、みりん、しょう油、酒、たかのつめ(種を除いて適当な大きさに切る)、煮る。
C少し早めに火を止めて、たくあんのシャキシャキ感を味わうのもおいしいものです。


番外編
鶏ささみのネギ味噌焼き
〈材料〉4人分
 鶏ささみ4本、長ネギ4センチ、かいわれ大根適量、A(味噌大さじ3、砂糖大さじ1、ごま油大さじ2分の1)、白ごま適量。
〈作り方〉
@ささみはスジを取り除き、観音開きにする。長ネギはみじん切りにする。かいわれ大根の根元を切り落とし、サッと水で洗う。
AAに長ネギを加えよく混ぜ合わせる。
BささみにAをぬり、白ごまをふる。
Cオーブントースターの天板、または熱した魚焼きグリルにBを並べて焼く。
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