「超かんたん!田舎料理」
ダシをとったり、調味料をはかったりしなくていい、大ざっぱが取り柄の田舎料理です。
亡き父が戦時中、疎開していた地方の料理だと聞いています。子どもの頃、「肉じゃが」は、どこのお家でもこんなぐちゃぐちゃしたものだと思っていました。(写真は船場汁のイメージ・ホームページより)
“ぐちゃぐちゃ”肉じゃが
@じゃがいもの皮をむき、カレーに入れるぐらいの大きさに切る。
A@をひたひたの水に入れ、やわらかくなるまで茹でて、水気をとばす。
*ポテトサラダを作る要領。
B牛肉薄切りを一口大に切ったもの、タマネギの薄切りをフライパンで炒め砂糖と出汁入り醤油、薄口醤油で「こてこて」の甘辛味にする。
*煮詰まった「すき焼き」の味にする。かなり濃い味にするのがコツ。
*タマネギはみじん切りでもいいので冷凍の市販品を使うとお手軽。
*好みできざんだ糸こんにゃくを入れてもよい。
CAとBをぐちゃぐちゃとまぜる。
できあがり。
*「潰れていないじゃがいもが、少し残るくらい」になるまでぐちゃぐちゃしたほうがおいしい。
シンプル船場汁
@塩鯖の切り身をサッとお湯にくぐらせて臭みを抜いておく。
A@をお刺身くらいの細切りにする。
B大根を短冊に切り、鍋で少し柔らかく煮ておく。
*大根の量は、「具がたっぷりのみそ汁」くらい。
CBにAを入れ、全体に火が通ったら味をみて(塩鯖の塩でかってに味がついている)薄ければ塩を足す。
できあがり。
鰤のはりはり鍋
@切り身の鰤を二口大に切る。
A一人用土鍋にお湯を沸かし、市販の粉末こんぶ出汁を入れる。
BAに@を入れ、火が通ったら適当な長さに切った水菜を入れて塩で味付けする。できあがり。
*水菜を煮すぎないのがコツ。
*味付けは薄口醤油でも可。
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