一時金が昨年比2・19%増

額で20753円アップ−春闘共闘委員会第1次集約

 全労連と純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会が6月6日発表した夏季一時金についての第1回集計によると、回答があった282組合の加重平均は967669円で、前年同期を20753円、2・19%上回りました。単純平均は820687円で、前年同期よりも12,743円、1・58%高い。
 登録795組合のうち、回答を引き出したのは35・D%。春闘共闘は特徴として@大企業では前年実績を上回っているが、中堅・中小企業は減額傾向で苦戦A一時金を「企業損益の調整弁」とする傾向が広がっているが、今年はプラスに作用──などを指摘している。単産で昨年実績(単純平均)を超えたのはJMIU、全国一般、建交労・鉄道、生協労連、地銀連、全証労協、銀行労連、全印総連、出版労連などです。
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