「京都府2〇〇4年度当初予算案」について (一般会計) |
3,財政健全化債(180億円)をふくむ 新たな借金1129億円。借金総額は過 去最高の1兆2710億円(府民一人当 たり49万4千円に) |
府税収入は2300億円で、一部メーカーなどの業績回復を反映して3年ぶりに上昇に転じ、前年比10億円増えていますが、昭和62年度決算と同水準にとどまっています。 財政健全化債を含む府債は、前年比86億円減の1129億円を計上しています(構成比は14・1%にもなります。 しかも、臨時財政対策債400億円を除いた府単独の府債は昨年より74億円多い729億円)。その結果、借金総額 (府債残高)は過去最高の1兆2710億円に達する見込みです。府民一人当たり49万4千円となります。 なお、 臨時財政対策債は後年に全額が交付税措置されるとは言え、本来国が地方交付税で措置すべきものであり問題です。 なお、 先に述べた「三位一体改革」による国庫補助負担金の削減により、国庫支出金は前年比94・0%の996億円となっています。 |
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