まれな旅鳥
ソリハシセイタカシギ


   上に曲がったくちばしと水かきのある細くて長い足が特徴です。海岸や干潟、埋立地の水辺で群れをつくってくらし、ときにはカモのように泳ぎながら逆立ちをしてえものをとったりします。主にヨーロッパや中央アジアに分布しており、日本各地で見られるようですが、近畿では旅鳥としてまれにみることができます。珍鳥です。

 真っ白い羽根と上に反った嘴が特徴、忙しく池の底に嘴を入れ小さなエビのようなものをとっていました。雨だったので、水面が暗く色が照ませんが、晴れた日には青空が映りこみ、引き立ちます。(写真・文 中浜雅夫氏)


京都の野鳥へ