新緑に囲まれた下鴨神社。5月3日は流鏑馬神事の日。400メートルの間に3つの標的がもうけられ、全速力で馬が駆け、一瞬うちに的を射る。
 乾燥した馬場を馬が駆ける、砂埃が舞う。的に命中すると歓声が上がる。馬のスピード、騎手の動作、新緑のさわやかさ・・・この取り合わせがいい。
 下鴨神社の流鏑馬の歴史は長い。その歴史は、「日本書紀」に登場している。 流鏑馬が終わり、15日の葵祭りがくると京都の季節は春のピークが過ぎ、夏へと向かう。

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