平安の歴史の里・大原

   


  

 三千院の石楠花が終わり、アジサイがまもなく咲き誇ります。院内は初夏のみどりが心地よく、幽玄の境地に。5月31日に春の大原女まつりが終わり、この里に落ち着きが戻ってきました。
 大原の里では、紫蘇の苗上も終わり、7月の1面紫のシーズンを待ちます。散策コースをゆっくれ歩くと、渋染めや草木染、京焼の工房が目を引き、「ちょっとよってこか」という気分に。
 消失した寂光院が再建され、訪れる人たちを安心させました。平安時代からの歴史がいまだに息づく大原、素朴なたたずまいが人気でしょうか。

  

  

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