上賀茂別雷神社は、世界遺産に登録されています。その歴史は、京都の歴史と共に歩んできました。
 1年を通してさまざまな行事が行われますが、1月16日の武射神事は、新年の祭事の最後の行事。裏に「鬼」と書かれた的を射て年中の邪気を祓う行事です。
 本殿での「お払い」、音の出る弓での災いよけ、小笠原流近畿菱友会による大的式又は百手式の奉納があります。
 境内には小川が流れ、「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける
」と6月30日に行われる夏越祓式(なごしはらえしき)のもようを藤原家隆が詠んだ句の石碑があります。

  

  

   

   

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