美山・田歌の神楽
３００年以上前に始まったとされる田歌（とうた）の神楽は、美山町田歌地区にある八坂神社に伝わる伝統神事で、
毎年必ず７月１４日に 営まれます。
地元では八坂神社の{祇園祭」と呼んでおり、大変ユーモラスなお祭り。毎年持ちまわりで「宿」が決められ、
祭りはその 宿からスタート。主役は地区の代表者や鬼（やせ）役の子供から天狗、ひょっとこ
、お多福などが続いて八坂神社までを練り歩きます。神社でお囃子に乗って太鼓をたたきながら踊ったり
、一風変わった風貌の面を被った老人、ひょっとこ、お多福が絡んだひょうきんな演技が見もの。
宿を出発した行列は途中で何度か歩みを止め、
若者ふんする３人の奴が「やとーせー、やとーなー」という掛け声とともにユーモラスな仕草をして観客を楽しませてく れます。
