伊根町朝妻祭り

 伊根町新井地区、古くから朝妻祭が催されている。徐福伝説が伝わる地域である。
紀元前219年、秦の始皇帝の時代に童男童女500人を含め総勢3000人の集団を引き連れ、
仙人と不老不死の仙薬を求めて中国大陸から東方の桃源郷日本へ旅立った一団がいた。
それを先導したのが秦の始皇帝からその命を受けた「徐福」だというものだ。
日本各地にこの伝説は伝わるが、日本海に面している丹後半島もその可能性は否定できない。
 朝妻祭りは、太刀振りが主でかなり激しく太刀を絡ませ踊る。新井崎神社でお祓いを行い、棚田の上にある
神社で最初の奉納太刀舞。農道を練り歩いたのち、舞が始まる。
午前中1回、午後からは3回以上、1回で40分ぐらいかかるのでかなりハードな立ち回りになる。
 新井は、日本海を背景にした棚田でも知られる。


  
    
     

   

  
   
       

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