日野法界寺の裸踊り
1月14日

   

京都・日野の法界寺では、毎年1月14日に裸踊りが行われます。
元旦から五穀豊穣と天下泰平を祈願し行われる法要(修正会:しゅうようえ)の最終日に行われます。
踊りのときに叫ぶ頂礼(ちょうらい)は、仏教の礼法のひとつで、仏様に対する最高の敬意を表すものといわれています。
両手を挙げて合掌しながら踊ることで踊っている人の一年間の健康や、諸願成就を願うそうです。
また、踊りに使った下帯(ふんどし)を、妊婦さんの腹帯として使うと安産のご利益があるといわれています。
 当日は、7時30分頃から小学校低学年から始まり、高学年、大人の裸踊りとつづきます。
大人たちは、踊る前に井戸水を頭からかぶり、体をぶつけ合いながら踊ります。体からは湯気が立ち上ります。
 水かぶりは年によって違いますが、今年は2回でした。冷え込む京の冬、男たちの祭りです。


 

 
 
 

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