日本一長い木造の橋
 
流れ橋

 
    
 



 木津川の流れ橋は正式には上津屋橋(こうづやばし)といい、久御山町と八幡市を結ぶ木津川下流部に架かる今や貴重となった長大な木造橋である。流れ橋の常として欄干は無く、橋桁は流れるといっても流失するのではなく、分割して洪水流に棚引くようにワイヤーで連結されている。これまで、幾度と流されたが、その度によみがえってきた。
 時代劇のロケ地でも知られるが、いまは生活道路としてなくてはならない橋である。下流に高速道路が建設され、ビルが建った。秋の夕日は、カメラマンの魅力の場所。なつかしの風景は、いつまでも残したい。

 

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