祇園祭のクライマックス・山鉾巡行。今年はあいにくの雨。時には激しく降りしきり、見る人たちを悩ました。しかし、雨の中をゆく山鉾巡行の勇壮さはひと味違う。人間ドラマを追った。

 鉾のスピード調整や左右の進行を操作する職人さん。辻まわしの技はもちろんだが、新町御池からそれぞれの鉾町に帰るとき、新町通の電信柱や軒に2鉾がふれないための鉾寄せよど絶妙の技は、息をのむ。

危うく鉾の屋根が電信柱にあたりそうになったとき、車の方向を変えるためのてこを差し入れるのと同時に、屋根の上の人が足で電信柱を蹴った。(写真2枚目の右上)危機一髪、通過。

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