沖縄の過去・現在を学ぶ

 11月4日(金)〜6日(月)の日程で開催された京都自治労連青年部主催の沖縄平和ツアーに府職労青年部から8人が参加しました。

 ツアーでは、沖縄戦の歴史と基地問題について学びました。
 1日目は「沖縄の過去」を知るために平和祈念資料館やガマなどを巡り、戦争の悲惨さについて学びました。ガマには今もなお、当時使っていた茶碗のかけらなどが落ちていて、当時の生活を想像することができました。

 2日目は「沖縄の現在」を学びに米軍基地を中心に回りました。
 基地の広大さに驚くとともに、その基地が地域住民にもたらしている影響、また基地の維持費に多額の日本の税金が使われていることなどを学び、「何のためにある日米安保条約、米軍基地なのか」を考えさせられました。また、普天間基地の移設先として海上基地が作られようとしている辺野古も訪れ、ヘリ基地反対協議会からも運動の経過を聞きました。

 2日間を通してガイドをしてくれたのは京都市西京区出身の北上田さん(23)という青年でした。北上田さんは大学から沖縄に住んでいて、沖縄に行ってから平和のことに興味を持ち、勉強したということです。同じ世代のガイドから話を聞くということで、参加者の刺激も大きく、より意味のあるツアーになったと思います。
 青年部では、ツアーの報告会などを開催し、ツアーで得た経験をみんなに伝えるとりくみも行う予定です。


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