京都市内をムシロ旗パレード

  「人としてあたりまえの生活、働き方をしたい」「悩んでいるのは一人じゃない、あきらめないで変えよう」と、11月19日、京都市内円山音楽堂で「青年一揆」が開催されました。
 公園一帯は、木々が色づき、観光客がひしめいていましたが、集会は秋の雨が降り続き、コンディションは最悪、それでも680人が3時間に上る集会を成功させました。

共感の拍手・「魂のリレートーク」

 元ザ・ニュースペーパーの松崎菊也さんが、政治風刺で今の自民党政治を笑い飛ばし、14のグループと個人が「魂のリレートーク」。劣悪な労働条件や低賃金からサラ金に手を出す青年の増、高校生の就職難、高学費と学費のためのバイト、就職のための資格取りなど安心して勉強できない大学の実態、「偽装請負」をやめさせ正規化を実現した経験など「リレートーク」が、熱く繰り広げられました。
 コントあり、涙あり、感動あり、共感あり、14の報告にはそれぞれのドラマがありました。
 感動を呼んだのは、トヨタ系自動車部品メーカー光洋シーリングテクノで偽装請負を告発し直接雇用を実現した報告。あまりにもひどい労働条件からやめようと思っていたが、クビ覚悟で組合を立ち上げ直接採用、正規職員化の道を実現したJMIU徳島地域分会のたたかいの報告は、「あきらめたらあかん、仲間がいる」「力を合わせれば明日が見えてくる」との思いにさせました。
 フィナーレは、ジェット風船。「みんなで声を上げて、大きな力にして一歩を進めよう」とのアピールを採択」、市役所前までムシロ旗パレードを行い市民の注目を集めました。
 
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