働く仲間を応援してくれる自治体・国政を実現する1年を

木守府職労連委員長の新年にあたってのあいさつ

 

2020年が幕を開けました。
本年もよろしくお願いします。

さて、みなさんは、年末年始とどうお過ごしだったでしょうか?年末年始も勤務だったという方もいらっしゃるでしょうし、帰省や旅行でお出かけされた方、久しぶりに家事にどっぷりという方、疲れが抜けなくて、寝正月だった・・・様々だったかと思います。




腹立たしい、消費税10%増税、社会保障の負担増

思い返せば昨年は、毎月勤労統計の不正に始まり、沖縄の民意を無視した辺野古埋め立て強行、参議院選挙後も居座る安倍政権のもと、消費税10%増税と増税理由の手のひら返しで国民欺く社会保障の負担増、トドメの「桜を見る会」問題を国会閉会で逃げ切りを図ろうとするなど、腹立たしいことばかりの1年でした。

一方で、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自身が受けたレイプ被害に対する民事訴訟で、権力やネトウヨからの攻撃に屈することなく、法廷で闘い、勝利したことは、私たちにも大きな勇気を与えてくれました.



みんなの声が大きな力となるようとりくみを進めていきたい

今年も、処遇改善と雇用を守る観点での会計年度任用制度の構築、全ての働く仲間の処遇改善のベースとなる最低賃金1,500円以上への引き上げ、超過勤務の実効性ある上限規制と36協定の締結遵守を担保する、執行体制の確保など、実現すべき目標はたくさんあります。

昨年、新規採用職員の研修初日の8時集合・リハーサル問題で、府職労連に新採組合員さんから寄せられた「なんで?」の声から、当局に改善を求めた結果、4月に遡及して時間外の修正命令と手当支給を行い、次年度以降の日程を改善させたことや、行政支援端末の更新で内蔵メモリがスペックダウンしたことに関して、職場からの「何でやねん!」の声を受けて交渉で改善を求めた結果、改善に繋がったことなど、職場の声や思いが何よりの力となることを実感しました。

職場の身近な課題と合わせて、みんなの声が大きな力となるよう、府職労連一丸となってとりくみを進めていきたいと思います。

今年こそ、働く仲間を2020(フレーフレー)と応援してくれる自治体や国政を実現する1年とするため、「笑う門には福来たる」働く仲間が2020(ニンマリニンマリ)できる職場や社会にチェンジしましょう。


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